遠山和葉の初登場は、コナンたちが平次に誘われて大阪に行った時です。
平次の幼馴染でお姉さん役（同級生ですが）という彼女、最初は蘭に敵意を向けて来ます。平次が惚れた東京女だと大いなる勘違いをして。平次は初めて出会った自分と同等に推理を語れる同い年の友人（現在体は縮んでいますが）の存在が嬉しくて、和葉の前でいつも「工藤工藤」と言っていた。それで和葉は、その工藤というのは東京女だと勘違いし、蘭に向かって「あんたやろ？工藤って」と言うのです。
まあ、工藤は別人ということは納得したものの、蘭のことを平次が彫れた女だという思い込みはなかなか抜けなくて。蘭はたまたま平次が着ているのと似たような縞模様の服を着ていたのですが、それをペアルックと言われて、タクシーの中で思い切りよく着替えるのです。和葉はそんな蘭の行動に度肝を抜かれ、そして敵意が薄まって行くのでした。